Service Studioとは
OutSystemsのローコードビジュアル開発環境です。
基本的にはServiceStudioは以下のような機能があります。
・サーバー上にアプリやモジュールを作成およびデプロイ
・データモデルの定義(データベースの作成)
・アプリ画面の作成(UIの配置)
・ビジネスプロセスやタイマー(バッチ処理)の定義
・アプリのデバッグ
ServiceStudioを使うためにはインストールが必要ですが、ServiceStudioに表示されるものは全てサーバー上に存在します。
イメージとしてはGitに近いツールですが、Gitと開発環境が一つになったようなツールです。
使用中は意識する必要はありませんが、必ずサーバーに接続するのでネットワーク環境によって応答しないことがあるかも。
Service Studioの画面構成
①ツールボックス
テキスト、画像、グラフ、ボタンなど、画面を構成するウィジェットが表示されます。
②キャンバス
アプリケーションレイヤーで選んだレイヤーを表示します。
③アプリケーションレイヤー
Process、Interface、Logic、Dataのタブごとの内容が表示されます。
④TrueChanger
アプリのエラーチェックを行い、エラーが無ければサーバーにパブリッシュを行います。
アプリケーションレイヤー
プロセスレイヤー
プロセスとタイマーの2つが設定できます。
プロセスでは開始から終了までの間にどのような処理をするか定義します。
フローチャートを作成するようなイメージです。
タイマーではスケジュール設定されたアクションを実行します。
毎日、毎週などの決まったタイミングでプロセスやサーバーアクションの実行ができます。
インターフェースレイヤー
アプリの画面を作成することができます。
事前にサンプル画面が用意されているので、それを修正して簡単に画面が作成できます。
サンプル画面を使用せず自由に画面を作成することもできます。
ロジックレイヤー
サーバー側で実行するアクションやクライアント側(Webブラウザ等)で実行されるアクションが作成できます。
また、SOAP WebサービスRESTサービスでデータ連携が行えるため、外部システムとの連携も可能です。
データレイヤー
データベース定義やエンティティの定義が行えます。